この10月から、東京都立大学大学院人間健康科学研究科で
合唱の呼吸メカニズム研究を始めました。
コロナの影響で時間ができたので、
いろいろ調べていくうちに、素敵な出会いがあり
研究生として行動生理学のゼミに入れていただいています。
これまで演奏活動の中で、呼吸の大切さを実感し、
呼吸を深めるエクササイズを実践しながら、
合唱として豊かな表現ができるよう試行錯誤してきました。
経験上分かったことを、「なぜそうなのか」
論理的に説明できるような研究をしたいと思っています。
良い合唱とは?呼吸を合わせるとは?
イメージとしてはなんとなく言えるけど、
それって実際どういうこと?
自分の認識や考えを見つめ直すいい機会になっています。
歌い手がどんな状態になっていれば、
曲の世界観が自在に表現できるようになるのか。
立体的なサウンドになるのか。
身体・意識・声を包括的に捉えて
合唱のためのエクササイズを考案する予定です。
まだ始まったばかりですが、教授とのお話や
ゼミの皆さんの研究が本当に興味深い!!
今まで音楽学校にしか通ったことがないので、
実験をし、数値化して結果を解析する
緻密なプロセスに仰天。
数字との縁が皆無・・・
これから勉強して、新しい脳の扉を
開きたいと思います。
まずは実験を組み立てるところから。
またこちらでも経過報告していきますね!
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