先週土曜日から名古屋入り、2日間の合宿を経て、
Noema Noesis 5周年記念コンサート「paradox」名古屋公演が
無事に終了しました。
お越しくださったみなさまありがとうございます。
4月末の東京公演から約2ヶ月。
改めて楽譜を見て、感じることに変化があったり、
初めての名古屋でどんな公演にしたいか?と
想像したりして、同じプログラムでも
東京公演とは、かなり違う印象の演奏になったと思います。
ホールの響きや、お客様の雰囲気・距離感も新鮮で
一緒にコンサートを創ってくださったお1人お1人に感謝です。
温かく拍手していただき、喜びに満ちたコンサートになりました。
2014年に発足したNoema Noesis。
JCAユースクワイアにアシスタントで入った時は、
こんな未来は全然予想していませんでした。
当時私はフィンランドに留学して5年目。
アカデミーで求められる高いレベル、語学の壁、北欧の厳しい生活環境の中で
1人で戦っているような気持ちでした。
すべてに反応していると身がもたないので、
何も感じないようにしていたと思います。
そんな時に、第3回JCAユースクワイアで、
現のえのえのメンバーたちに出会いました。
初対面にもかかわらず、まっすぐな信頼の眼差しをこちらに向け、
楽しそうに歌っている姿を今でも思い出します。
こんなにピュアな人たちが世の中にいるんだ、と
正直びっくりしました。
一週間に満たない、合宿・本番のセッションでしたが、
また一緒にやりたいな、と打ち上げで話したことが
創団のきっかけです。
5年の間に、メンバーの顔ぶれも変わりながら、
様々な場所で、毎回異なるテーマのコンサートを重ねてきました。
団としての文化も育ってきて、トライ&エラーを繰り返しながら
より自由に、柔軟に演奏できる余白も
生まれ始めていると感じます。
今回は、のえのえのコンセプトである
「新しい合唱表現の可能性を模索する」ための挑戦として、
オイリュトミスト・ダンサーの鯨井謙太郒さんとの共演も
果たせました。
去年の12月からリハーサルをして、
毎回真摯に、親身になって作品創りをしてくださいました。
そして、メンバーに寄り添い、励まし
1人1人との関係を大事にしながら、
合唱と踊りの可能性を提示してくれたことは、
のえのえにとって大きな財産です。
実はこの出会い、新しいプロジェクトにつながっています!
今度は鯨井さんの作品に、のえのえメンバーと出演させていただく
ことになりました。
詳細はもうすぐお知らせできると思います。
お楽しみに!!
名古屋公演をもって、ひとまず5周年イヤーのイベントはすべて終了です。
ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
来年の企画もすでに決まっています。
今後のNoema Noesis、どうぞご注目ください!
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