あけましておめでとうございます。
昨年はたくさんのすてきな出会いに恵まれて、
充実した年を過ごすことができました。
今年も、さまざまなことに挑戦していきたいと思います!!
さて、2019年最後のイベントは、鹿児島市で行われたシンポジウム
「かごしま〜仮面・仮装の神々」でした。
硫黄島のメンドン・悪石島のボゼ・甑島のトシドンが
ユネスコ無形文化遺産に認定されたことを記念するイベントで、
その中で「仮面神組曲」の初演、またシンポジウムのコーディネーターを
務めさせていただきました。
6月から練習してくれていた「仮面神組曲」。
本番前日、県外メンバーが全国各地から集まり、
鹿児島メンバーと合流。はじめましての人が多い中、
朗らかな雰囲気で、コミュニケーションを深めながら練習が
できました。
フェリーみしまの待合室にて。
本番は、ホール全体を感じながら、1人1人が想像力を働かせて歌ってくれて、
お祭りの様子をお客様に感じていただけるような演奏だったと思います。
メンドンも登場して、大盛り上がり!!
私が硫黄島で取材した際、お世話になった島の方々が
協力してくださって、本当にありがたく、うれしかったです。
この作品は、「八朔踊りを音で伝えること」が目標でしたが、
お祭りを知っている方も、知らない方も、
それぞれに自分の言葉で感想を言いに来てくださり、
励みになりました。
初演のあとは、各島の仮面神行事の映像、
そして保存会の方々とのシンポジウムでした。
仮面神の魅力を知り、継承するための課題を考える時間。
コーディネーターは初めての経験でしたが、
シンポジストのみなさんも、お客様も積極的に議論に加わってくださったので、
会場全体で、仮面神についてお話しできた点が
よかったと思います。
2017年に、「仮面神の曲を書きたい!」と思ってから、
2018年に硫黄島・竹島を訪れ、そして
2019年鹿児島でこのようなすばらしい機会に恵まれるとは、
全く予想していませんでした。
公募合唱団に参加してくださったみなさん、
硫黄島・悪石島・甑島のみなさま、
そして、細やかに準備してくださった三島村教育委員会のみなさまに
心から感謝申し上げます。
私の仮面神への興味は、まだまだ続きます。
そして!!「仮面神組曲」は来年5月に、鹿児島で再演予定です!
また情報解禁したらお知らせしますね。
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