もう年末!?
今年はとにかくアウトプット(手を動かす作業)が多く、
今日までにこれをやらないと・・・!!という日々を過ごしていました。
久しぶりすぎてブログのシステムがよくわからない。
知らぬ間にいろいろ変わってるんですね。
今年のうちに、今年の活動を少しずつまとめていこうと思います。
合唱、作曲、研究の3つの柱で振り返ります。
まずはNoema Noesis 略してのえのえ。
今年は、集まれる人は集まって、遠い人は多重録音で、
何かしらの形で合唱をすることを目標にしました。
3月、Noema Noesis ensembleで「アーカーシャのうた」の仙台公演に参加。
2019年に東京で初演した、鯨井謙太郒さんのダンス作品の再演でした。
鯨井さんのおじいさまである、鯨井巖さんの著書「一学徒兵の北部沖縄戦回想録」を原作に、
踊りと語り、声、合唱で創られる作品です。
東京公演とはまた違った空気感で、私も新鮮な思いでその場にいました。
関わってくださる様々な方の人生を感じて、厳かで、清らかな本番でした。
5月、横浜で久しぶりの対面リハーサル&収録。
音と映像と別撮りで、集まれない人は後日多重録音という形で
MVを作りました。
会っていなかった期間に考えていたことや、
今感じていることなど語りながら、身体を一緒に動かして、声を出して、聴き合う。
少人数でも1人1パートでも、みんなでその瞬間に集中するって心動かされますね。
収録した音源と映像は、それぞれに編集作業を行い、動画にするというプロセス。
耳と目と人差し指を酷使!!
コンサートとはまた違う緻密さを求められますね。
イメージしたものを形にするという点では、
作曲や指揮(演奏)と同じですが、パフォーマンスとの違いは
気になるところがエンドレス。できたかなと思ったら全然できてない。
エンドレスワーカー。
コロナになって、いろいろな挑戦をすることになり、視野が広がります。
11月も、対面リハと収録を行い、同時並行でもう一つプロジェクトが進行中です。
こちらは春頃、お披露目予定。
ということで、のえのえの最新の演奏を、動画でお楽しみください!
「かんがえて、やってみる」をコンセプトにしているだけあって、「こうやってみて、ああやってみて」という要望に
全力で応えてくれています。笑
曲は、のえのえのレパートリーである北欧から、スウェーデンの作曲家の叙情的な作品「Pingst」、
近年気になっているアジアから、リズムとスキャットで夜明けと日暮れを表現した「Fajar dan senja Ⅱ」と
池辺晋一郎さんが編曲したインドネシア民謡の「サプタンガン」、
そして、みんなで考えや思いを声にして、1つの作品にした「感覚スケッチ」です。
おだやかな朝や、コーヒータイムにおすすめの「Pingst」
大掃除や今年終わらせなきゃいけない仕事の前は、「Fajar dan senjaⅡ」
ゆっくりお散歩の時に聴きたい「サプタンガン」
気分転換、何かひらめきが欲しい時は「感覚スケッチ」
コンサートができる日を気長に待ちながら、工夫して演奏をお届けしていきます!