4月8日にヘルシンキで初演した「てまんかいー奄美の八月踊り」は、
5月5日に、豊田市コンサートホールで日本初演を迎えました。
もともと2022年?に来日予定だったそうですが、延期となり今回は無事に
すべてのコンサートができてよかった。
東京では、シベリウスの《クレルヴォ交響曲》 を
日本フィル(ピエタリ・インキネン指揮)で演奏。
その後、金沢と豊田でアカペラコンサート。
クレルヴォは、サントリーホールの2階の一番奥で聞きましたが、
言葉がはっっきりと聞こえて、シベリウスの作曲のアイディアが初めてわかりました。
物語のストーリーが音色からも感じられて
とても素敵でした!
そして、豊田公演では、全編アカペラのコンサートで
シベリウスの伝統的な「6つの合唱曲」の合間に、
現代作品を挟むプログラム。
とにかく自由自在。多彩な音色。振り幅どうなってる?
私の作品は、ヘルシンキ初演からさらに磨きのかかった
すばらしい演奏をしていただき、お客様と一体となって、
聖霊を感じる時間となりました。
演奏から、謙虚さや誠実さ、思いやりなど、
人間にとって佳きものに溢れていて、
ヘルシンキ大学男声合唱団の方々の内面、
指揮者であるパシの情熱に魂が震えました。
いつか奄美で演奏してもらいたいなあ。
あれだけ多岐に渡るレパートリーを
作品の特徴をバン!と出せる音楽性、サウンド作り、演出は
もはや芸術。聴きにいけて、そして一緒に協働できて本当に光栄でした。
また詳細は別に書きますが、
指揮者のパシ・ヒョッキさんが立ち上げたオンライン楽譜サービスにて、
「てまんかいー奄美の八月踊り」を購入できます。
このサービス、とにかく画期的!
サイト上で楽譜を最後まで閲覧できて、音源があるものもあります。
最初の1部は価格が高めに設定されていますが、
2部目からコピーするより安いので、
合唱団で演奏すると決めたら、みんなで割れば安くなる仕組みです。
私もよく、タイトルと最初のサンプルページの印象で
海外から取り寄せて、結局思ったのと違った・・・しかも最低10部とかで
たくさん買ってしまい、これどうしよう。みたいな悩みから解消される!
どんな曲かご興味ある方は、みてみてください!
https://choralworks.fi/product/katada-yui-temankai/