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pneuma「not-i 天と地をつなぐうた」終演

2025-06-12

先日、pneuma第5回定期演奏会「not-i 天と地をつなぐうた」が、無事終演しました。

ご来場くださった皆様、また支えてくださったスタッフの皆様、ありがとうございました。

 

今回は、コンサートタイトルである「not-i (のち:命)」を宿す

北欧のヨイクと奄美の島唄をテーマとしたプログラムでした。

 

私自身は東京・横浜で育ち、フィンランドに留学するまで

土地に密着したうたや、音楽を意識する体験はありませんでした。

 

フィンランドで合唱指揮を学ぶ中で、日本人の自分が西洋音楽をやる意味を考え、

また、周囲の人たちから「日本にはどんな音楽があるの?」

「日本人のあなたが書きたいテーマで曲を書いてほしい」などの声を聞いて、

初めて日本の音楽とは?という関心を持ち始めました。

 

それまでは、西洋クラシック音楽を理解し、解釈し、

自分なりの表現を見つけることに集中していたので、

フィンランドでのアイデンティティの模索が、

今の創作活動に大きなヒントを与えてくれたと思います。

 

それから、フィンランドと日本の共通点という切り口で調査を始め、

北欧のサーミ族とアイヌ民族が近しい文化を持つことから着想し、

生まれたのが「UPOPO」です。

2014年フィンランドのドミナンテ合唱団委嘱・初演で、

今ではNoema Noesisの定番曲となっています。

 

それぞれの民族が持つ価値観や、環境、文化、美意識などが

凝縮された「民謡」に新鮮な驚きと、心踊るようなワクワク感は

今でも継続して持ち続けています。

 

それから、ふとしたきっかけで南島の祭事を知ることになり、

現地に取材に行ってみると、

サーミ族やアイヌ民族とも文化的・民族的な関係性を感じました。

 

そのような経緯で、「not-i 天と地をつなぐうた」の

コンセプトのアイディアが浮かび、具体的なプログラムを構成、

演出を試行錯誤しながらpneumaのみんなとじっくりと向き合って、

コンサートを迎えることができました。

 

アンケートもたくさんの方が回答してくださり、

うれしく読ませていただきました。

特に何も説明してないのに、私のイメージ通りに感じ取ってくださった方がいたり、

そういう見方もあるのかあ!という発見をいただいたり

これまで以上にお客様と共同創造できたコンサートだったと実感しました。

 

そして、これは私のひそやかな思いですが、

コンサートの裏テーマは「子守唄」でした。

 

母が子を思うように、神様も私たち人間を愛してくださっています。

いつも近くで見守り、地上での歩みを導き、助けてくださいます。

困難や試練は多くありますが、お一人お一人が平安で毎日過ごせますように。

「天と地のつなぐうた」を通して、そのような願いが届いていたら、うれしく思います。

 

これからもpneumaとして空間芸術に挑戦していきますので、

応援よろしくお願いします!

 

 

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