先週土曜日は、指揮ワークショップ第4回。
「リハーサルはアイディアの宝庫!」と題して
リハーサルテクニックについて深めました。
この日は同じ場所で、pneumaの練習もしていたので
メンバーにもモデル合唱団としてサポートに入ってもらい、
全パート揃ってにぎやか!
まずは、リハーサルの目的と、必要な3つの技術、
そして具体的なポイントを皆さんにご説明。
そのあとは、1人15分の持ち時間で、
私は一切口を挟まず「リハーサルをする練習」をします。
私が通っていたシベリウスアカデミーは、
とにかくこの実践をたくさんさせるのが特徴です。
モデル合唱団のメンバーは、
学校が雇っているプロのシンガーなので、
どんな曲でも初見で歌えてしまいます。
本番までの限られた時間で、
どこをどのように練習し、調整するか。
指揮で音楽を示しながら、出てきた音を聞き、
同時に練習プラン・方法も考える。
最初のうちは、言語の壁もあって
本当に大変だった記憶があります。
先生はどんなに困っていても、一切助け船を出しません。
リハーサルの授業が終わった後、
自分の映像を見ながらフィードバックを受ける、という流れです。
この経験がとても重要で、
今の活動を支えていることを実感しているので、
ワークショップでも取り入れています。
合唱団に、どう指揮者の意図を伝えるか、
そして時間内に音楽としてまとめて、
生き生きとした時間を生み出すかというのは
「指揮法」とはまた違う能力です。
さて、ワークショップでも
一通り皆さんのリハーサルが終わったあとに、
フィードバックタイム!
言葉のチョイス、音楽の止め方、
練習方法、目線や重心、左手の使い方など、
具体的にアドバイスできて有意義でした。
高い音の時、どう左手を使う?
指先をリラックスするために、背骨を感じています。
第1期は次回が最終回!
まとめとして、ご自身で選んだ自由曲をリハーサル・発表し
「本番での指揮者の役割」について考えます。
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