先日お知らせした、6月30日のAURA + pneumaコラボレーションコンサート。
昨年から公募していた、週末2日間ワークショップ ”サウンドを作ろう!” の一環で行われます。
今日は、参加される指揮者とプログラムをご紹介したいと思います!
吉村友宏(三重) Byrd (1543 – 1623) : Kyrie 『Mass for 4 Voices』から キリエ
齊藤諒 (東京) Kreek (1889-1962) : Onnis on inimene 祝福された男、ダビデ
新谷祐美子(神奈川) Sibelius (1865-1957) : Saarella palaa 島の火、 Sortunut ääni 失われた声
豊岡祥(神奈川) Palestrina (1525?-1594) : Sicut lilium inter spinas 棘に咲くユリのように
神原愛(埼玉) Madetoja (1887-1947) : Ei mitään multa puutu 私には乏しいことがない
菊地亮(山形) Rautavaara (1928-2016) : Lähtö 出発
斉藤 寿光(広島) Kuula (1883-1918) : Keinutan kaikua 共鳴する魂
全国から集まってくる指揮者7名。
みなさん歌い手としてもアクティブに活動されています。
このワークショップは、指揮者と歌い手のコミュニケーションを
大切にしているので、指揮する曲以外は、全員合唱団として歌います。
そうすることで、「この振り方だと、こういう声になる」
「こう言われると、こんな気持ちになる」など、両者の立場を
体験的に理解できるからです。
また、1つのチームとして絆が深まるので、
お互いのいいところを認めながら、励ましあえる。
そんな風に、ワークショップの輪が広がっていけばうれしいです。
プログラムは、フィンランド作品が中心。
日本では演奏される機会が少ないものが多いですが、
フィンランドでは定番のレパートリーで、どれも3分に満たない小品。
話は逸れますが、フィンランドに行って一番最初にびっくりしたのが
沈黙の長さ!笑
クラスメートとコーヒーを飲んでいても、ほとんど話もせず、
目が合えばニッコリ。そしてコーヒー、そして沈黙。。。
気まずい!!
だんだん慣れていきましたが、
フィンランドで沈黙はむしろ美徳です。
余計なことは言わない。静けさを楽しむ。
フィンランドの小品はそんな美意識が反映していて、
簡潔で効果的。曲の世界へ、瞬時に導いてくれます。
それぞれの指揮者のフィルターを通して、どんな演奏になるか、
私も楽しみです。
ちなみに、参加者のみなさん、指揮者としての経験もいろいろ。
1人1人が「今の自分」に向き合って、トライ&エラーを楽しみながら
サウンド作りをしてもらえたらな、と思っています。
6月30日AURA + pneumaコンサート、チケット発売は本日からです。
チケットご予約は下記フォームからお願いします!
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/0145r1104ug3t.html
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